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5)稲垣陽子さん(2007.3)
  株式会社コーチング・システムズ 代表取締役社長
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今日は、自社の社長でもあり、私の最愛の妻でもある、「元気で明るい」がトレードマークで、「人を輝かせるスペシャリスト」の稲垣陽子さんに登場していただきました。
    彼女は、大学を卒業後、上海に渡り、留学、そして外資系会計事務所の上海プライスウォーターハウスに就職します。その上海で、運命的にコーチングと出会います。
    2006年12月に現在のコーチング資格としては世界最高峰の資格、ICF(国際コーチ連盟)認定マスターコーチを取得し、現在も多くの人々を成功へと導いています。
    そんな彼女のコーチングに対する想いを語ってもらいました。
●コーチングへの想い
私はよくだんなから「頑固で不器用だ」と言われます。
  自分でも、そう思います・・・。
  自分のやり方はすぐには変えられないし、自分が納得しないと受け容れられない。
 だから、今までの人生を振り返っても、何事にも感動はよくするし興味も持つ方だと思うのですが、いつも心の中のある一線は守っているものがあって、何かが自分の根底に影響を与えることって、実は今まで2,3回しかないんです。
だから、今までの人生を振り返っても、何事にも感動はよくするし興味も持つ方だと思うのですが、いつも心の中のある一線は守っているものがあって、何かが自分の根底に影響を与えることって、実は今まで2,3回しかないんです。
そのうちの1回が「コーチング」でした。
初めて出会ったのが97年の初秋のこと。
  当時、私は単身上海に渡り、現地で働いていました。
  というと何かかっこいいような気がするかもしれませんが、たまたま・・・でして、何か深い思いやビジョンがあったわけではありませんでした。
  だから、いつも「このままでいいんだろうか?」という不安や孤独感に陥っていて、そこから抜けるためにも「日本に帰ろう」って思っていました。
 そんな時、アメリカでコーチングを学んだという人に上海で出会ったのです。
そんな時、アメリカでコーチングを学んだという人に上海で出会ったのです。
  その人から、「コーチングとは人の夢や目標を達成するのをサポートする仕事」と聞き、その場で簡単なコーチングをしてもらったのでした。
  何をするかと思えば、彼は私に、
  「どういう人と仕事がしたいのですか?」
  「日本に帰ってどんな自分になりたいの?」
  なんて、ただ質問をするだけ。
でも、正直、私はこれらの質問に答えることができませんでした。
  なぜって今まで考えたことが無かったし、誰からも尋ねられたことも無かった。
  しかも初対面の人に、いきなり自分の深い部分について聞かれる・・・
  すごくびっくりしたのと同時に、もし今質問されたようなことを私が答えることができるようになれば、私の人生もっと楽しくなるかも!と思ったのです。
  その瞬間、自分の目の前がふわぁ〜と広がって、自分の中の可能性の扉が開いてくるような、そんな高揚感が沸き起こりました。
そして、この「コーチング」という仕事を私もしたい!と強く思ったのです。
その後、これもすごい偶然が重なって、コーチ・トゥエンティワンに入社しました。
  しかし、最初はコーチングなんて全然できなかったのです。
  今から思うと相手を感じることができていなかったんだと思う。話を聞きながら、「次の質問は何をしよう」、「今の自分ってコーチになっている?」などすべてのベクトルは自分に向いていました。
でも、コーチングをすることは苦手でしたが(今も下手です・・笑)、コーチングについて考えることはとても楽しかった。駆け出しの頃は朝から晩までコーチングについて考えていたと思います。
  ニュースや人とのちょっとした会話の中でコーチング的なものを見つけると、せっせとノートに書き溜めていました。
 そういうことをしているうちに、コーチングとは別に特別なことではなくて、実は何気ない会話の中にたくさん散りばめられていて、その根底には人としてつながりたいという愛情の交流があって、その結果に、相手に対する信頼感とかもっと関わりたいと思う興味などが生まれてくる、と思うようになったのです。
そういうことをしているうちに、コーチングとは別に特別なことではなくて、実は何気ない会話の中にたくさん散りばめられていて、その根底には人としてつながりたいという愛情の交流があって、その結果に、相手に対する信頼感とかもっと関わりたいと思う興味などが生まれてくる、と思うようになったのです。
  
  そして、実は私の父・母・同僚・仲間たち・・・色々な関わり方があったけれど、彼らは肝心なときにはこのコーチングマインドで私に接してくれていた。
そう思ったとき、あぁ、私はコーチングで育ててもらったんだ〜、私が自分の可能性を感じ、輝いて生きてこれたのも(自分でそう思っている)、だれかが私のそれを信じて関わってくれたからこそだ、と深い感謝と愛情を感じたのでした。
今まで自分がしてもらったことをすればいい、そう思ってからコーチングが断然楽しくなってきました。 相手のことも冷静に感じられるようになって来ました。
 今でも、その人の中にどんな可能性があるのか、さらに輝く部分はどこなのか、そんなことを意識しながらコーチングをしています。
  それは別にすごいことを成し遂げたところにあるわけではないのです。
今でも、その人の中にどんな可能性があるのか、さらに輝く部分はどこなのか、そんなことを意識しながらコーチングをしています。
  それは別にすごいことを成し遂げたところにあるわけではないのです。
  日々の何気ないところにたくさんの可能性があって、たくさんの輝くポイントがある。
  人って自分のそれを見つけたときに変わるんですよね。
  声や表情などからぱぁ〜と可能性の扉が開いたことが分かります。
  そういう瞬間に立ち会うたびに、人間ってすごいな、ってぶるぶると鳥肌立ちます。
これからはコーチングという枠に捉われず、人が可能性を感じ輝くためのしくみやサービスを提供していきたいと思っています。
  オリジナルセミナーもしていくでしょうし、そういった場所も作りたい。自分の思いをプレゼンスすることもしていきたい(本・DVDなど)。
  できるだけおしゃれでアーティスティックにね。
  何よりも、自分が自分の可能性を信じて、幸せに、輝く毎日を過ごしていきたい、と思っています。(意識しないとなかなかできないんだよねぇ〜笑)
読んでくれてありがとう。
  あなたの今日がステキに輝きますように。

【ジョニー稲垣から】
 
 彼女は、一瞬にして人を巻き込んでしまう天性のすごさがあります。
 講演や研修をしてもリピーターが多く、そして、対等性を大切にし徹底的に人を承認します。
 ですので、多くの人がいっぺんファンになるという光景をたくさん見てきました。
 
 いつもそんな部分を見て「すごいなあ」と感心していたのですが、そんな彼女の才能を開花させてくれたのは、ご両親の存在が大きかったのですね。
  両親が認めてくれたからこそ、自分自身の才能を信じていろいろなところに飛び込んでいけた土壌が彼女の才能を開花させている要因だと思います。
  
  彼女の天然の輝きが増し、さらに多くの人の輝きに触発することを今後も楽しみにしています。
    
