〜情熱ライフコーチ ジョニー稲垣が贈る 情熱的人生のすすめ〜

目指せ!1000人 PFL バンク(PFL BANK) 情熱ライフコーチ ジョニー稲垣が贈る 情熱的人生のすすめ 〜Passion For Life〜

4)九鬼祥夫さん(2006.5)
  ごまの総合メーカー「
九鬼産業株式会社」代表取締役社長 

※文中の各リンクより洋酒ワールドをお楽しみ下さい。

●私とウィスキー

私は、九鬼祥夫。昭和30年生、三重県四日市生まれの東京育ちです。
現在は名古屋在住で、職場は三重県の四日市。
コーチングが縁で、ジョニーさんとの出会ったのは、平成14年の夏でした。
それ以来の付き合いです。

私とウィスキーの出会いは、大学時代に始まる。
初めてウィスキーを口にしたときの記憶はないが、大学の入学早々からである。
剣道部の新入生歓迎会でビールを腹いっぱい飲まされたことで、しばらくビールをうけつけなくなり、ウィスキーを口にする機会に恵まれた。

当時、友達とは、ホワイト、レッド、ブラック、角などを飲み、語り合っていた。
しかし自宅では、リッチに、スコッチウィスキーを、よく飲んでいた。
自宅から徒歩25分に大きな酒販店があった。
昭和50年当時は、ブレンデッドウィスキーしかなかった。大きな棚に並べられている、各ウィスキーボトルの前に、「味」の説明ポップがついていた。
それに興味を引かれ、順番に、買って楽しんでいた。興味があり、洋酒事典で調べると、明治天皇に献上した歴史のあるウィスキー(ヘッジス&バトラー)もあった。
また、キャップが、ショットグラス代わりになるボトル(ティーチャーズ・ヘイグ)もあった。
今のキャップと違い、開けるときに、カラカラと音がして、風情を感じた。

先日、仙台のバーでそのボトル(ティーチャーズ)に遭遇した。 早速注文したら、「これは非売品です。」と言われてしまった。
世間には、昔のボトルを大切に保管しているバーがいくつもある。 名古屋では「非売品ですが」といって ‘ジョンベックブルーキャップ’を見せてもらったこともある。

モルトウィスキーがバーで飲めるようになったのがいつだったかは、私には記憶がない。
でも、当初は、政府公認第1号の蒸溜所となったグレンリベットと三角形でグリーンのボトルが印象的なグレンフィディックの二種類しかなかった。
ここ十年ほどで、モルトウィスキーが、一般的になってきた。
私は当初アイラ(アイレイ)島のモルトに魅せられた。
どの蒸留所もかなり個性的なモルトを生産しているので、好き嫌いが分かれる。
他の地区(スペイサイド、ハイランド、ローランド、キャンベルタウン、アイランズ)のモルトを一切飲まない時期があった。
今は、抜け出して、各地区のモルトを楽しんでいる。
チャールズ皇太子もアイラ島モルトに魅せられたひとりである。
お気に入りのラフロイグには、皇太子のエンブレムがラベルに印刷されている。
アイラ島には、ボーモア、ラガブーリン、カリラ、アードベック。
ポートエレン、ブルイックラディー、ブナハーブンがある。一度お試しください。
個性たっぷりの面々です。

● モルトウィスキーのおいしい飲み方

さて、みなさまは、モルトウィスキーをどのように飲みますか? 
ロック、水割り、ストレート。
私はトゥワイスアップが、気に入っています。
モルトの香りを引き出すスタイルです。
ストレートのモルトに、水のみを加えて、味、香りの変化を楽しみます。 水は、もちろんスコットランドの水です。
軟水や硬水、さまざまなミネラルウォーターがありますが、ウィスキーには軟水系の相性がいいです。
私のいきつけのバーでは、モルトの香りを閉じ込めるために、蓋のついたグラスで、提供してくれます。

自宅で楽しむモルトは、もっぱらカククストレングスである。
カスクとは、ウィスキーの樽から直接瓶詰めしたものである。
アルコール度数は50度以上である。
スコットランドのエジンバラに本部を置く会員制組織ザスコッチモルトウィスキーソサエティー(SMWS)の日本支部の一員である私は、本場のウィスキー好きのメガネにかなった上質のカスクを手に入れることができる。
年4回ボトルリストが更新される。
そのタイミングにあわせて試飲会が開催される。気に入ったボトルを見つけ、購入する。

家族が寝静まったころ、お気に入りのモルトとつまみ(ごま塩がよくあう)を出し、お気に入りの音楽を流し、まったりとした、週末の夜を楽しむ。

至福のときである。

ふるかわ屋の様子です

【ジョニー稲垣から】

九鬼さんとは長くおつき合いさせて頂いています。
九鬼の胡麻といえば、自然食品の扱っている人の間では有名だと思います。

また、全国的にも展開されているので、スーパーなどで見かけられる人は多いでしょう。
「九鬼家」は、戦国武士の血を引く、三重県・四日市の名門一族です。
その血を受け継いだ九鬼産業は明治19年、日本ではじめて圧搾法によりごま油の製法をはじめ、以後、「おいしくて、安心して召し上がって頂ける安全なものを」をモットーに、昔ながらの製法にこだわり、薬品処理を一切行なわない、ごま商品作りに取り組んでいます。
そんな伝統のある会社の社長さんです。
そんな会社の社長さんなのですが、ぜんぜん気取ったところがなく、とても気楽におつき合い頂いています。

たまに一緒に飲ませていただくのですが、その時の九鬼さんのスコッチ講義は圧巻されるものがあります。

スコッチやお酒の話しを始めると、怒濤のように言葉や体験が出てくる。
聴いている方は、本当に感動します。
まさにライフワークだと、いつも感動していました。

その興奮をみなさんにお伝え出来ることが嬉しいです。
是非またライブで「九鬼さんと飲もう会」を開きたいと思いますので、みなさん来てくださいね。

コーチング・システムズ社長インタビュー 九鬼祥夫氏

ふるかわ屋のバーテンダーさんジョニーお薦めのバー「ふるかわ屋」
【所在地】三重県桑名市東方山手通149-1
【TEL】0594-24-1408
【営業時間】18:00〜翌0:30
【定休日】日曜定休


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